と書いたところで、
そういえば、南の島で同じ名前があったなと思い調べていたら、
南の島は、ナムルではなくナウルであった。
ナウルは、ミクロネシアに属する島国である。
サンゴ礁の上に数百万年のあいだ海鳥の糞が堆積してできた島であり、
その海鳥の糞は、豊富で上質なリン鉱石となったのだ。
1960年代後半からの本格的なリン鉱石の輸出によって、
莫大な収入がもたらされた。
このことにより、税金や教育、病院、水道光熱費などが無料となるばかりか、
全世代に年金を支給するなどの大盤振る舞いがなされたのである。
そりゃ国民は働かなくなるわいなあ。
なんともパラダイスな毎日をすごしていたのであった。
しかしながら、2000年代になると、
唯一の天然資源とも言えるリン鉱石は徐々に減少。
リン鉱石枯渇を見越して、政府は海外不動産などを買い投資を始めたものの、
知識もノウハウもないナウル人にはうまく経営ができない。
長い期間にわたり働かずに収入を得ていた国民は、
国家経済が危機的状況にあったとしても、
労働への意欲がない…というか、
そもそも働く発想、働く概念自体が乏しいのであろう。
島内の失業率は90%を超える。
現在は、難民の受入や、海外からの援助など、
なりふり構わぬ金策により、なんとか国が存続しているのである。
というナウルの物語であった。
ナウルは焼いてはいけません。
ぜひ肉と一緒にナムルを焼きたいところである。




